パテック フィリップは婦人用腕時計において、世界初の記録を数多く打ち立ててきた歴史があります。1868年、パテック フィリップはハンガリーのコスコヴィッチ伯爵夫人のためにローズカットのダイヤモンドを施したスイス初の腕時計を製作しました。
そして1916年にはチェーン・ブレスレットと一体になったミニット・リピーター搭載の婦人用腕時計を製作。これはコンプリケーション機能を搭載した初の婦人用腕時計であり、パテック フィリップの婦人用コンプリケーテッド・ウォッチにおける伝統の始まりとなりました。
パテック フィリップは今日に至るまで、婦人用コンプリケーテッド・ウォッチの主導的なマニュファクチュールとして、多くの女性を魅了し続けています。
コスコヴィッチ伯爵夫人のために
製作されたスイス初の腕時計
コンプリケーション機能を
搭載した初の婦人用腕時計
1999年に発表されたTwenty~4は「現代女性に24時間寄り添う腕時計」というコンセプトのもと製作されたパテック フィリップ唯一の婦人用のみのコレクションです。コンテンポラリーかつフレッシュで、アクティブな女性のために創作されたTwenty~4は現代生活のあらゆるシーンに溶け込み、デイタイムの服装にも、エレガントなイブニングドレスにもマッチするようデザインされています。
そして2018年には同コレクション初となる自動巻きムーブメントを搭載したラウンド型ケースのTwenty~4 オートマチックが登場。ステンレススチールとローズゴールド、多彩なカラーの文字盤を備えた数多くのモデルがラインナップされており、いずれのモデルも高度なダイヤモンド・セッティング、表情豊かな文字盤、しなやかにフィットするブレスレットなど、細部にまでパテック フィリップの美意識が宿っています。
2012年、パテック フィリップは永久カレンダーを搭載した女性のためのタイムピース、レディス・ファースト・パーペチュアルカレンダー7140モデルを発表しました。永久カレンダーは常にパテック フィリップ・コレクションの中で名誉ある地位を占めてきた伝統的なコンプリケーション機能です。1461日(4年)のサイクルで一周する機械的なメモリーが搭載されており、31日、30日、28日、29日(閏年)という月によって異なる日数を自動的に判別し、忠実に再現します。
このタイムピースのケース径は35.1mmm、厚みもわずか8.8mmと女性の手首にフィットするサイズ感で製作されています。小さなサイズにも関わらず、文字盤には時、分、日付、曜日、月、閏年サイクル、24時間表示、ムーンフェイズの8種類の表示が配置されており、パテック フィリップは永久カレンダーを搭載しながらも、美しくエレガントなデザインを実現しているのです。